
補助器具を使用し、ステップやコーディネーションなど能力の誘導動作を中心に整え、ジャベリックやハードルなど“投・跳”と多種目を意識したプログラムへ移行し、
最後はオープンスキルに対応したプログラムまで、贅沢な環境のもとやりたいことのほとんどをやりつくすことができました。
コースを走る距離は少ないですが、全身各部における反応動作とスピード、思考性が求められるメニュー構成を高地で行えるため、雰囲気や走行距離以上の達成感(効果?疲労?)が期待できます。


ゆっくりのランチ後は菅平高原スポーツランド(サニアパーク菅平陸上競技場)にて夏合宿最後のセッションとなります。
陸上競技場の芝生も絨毯のような柔らかさで心地よく、裸足になりたくなります。
都会の人工芝のようにやけどするような熱さもありません。
前半は午前中の練習で行った各動作に通ずる内容をつなぎ合わせ、サーキット形式にておさらいし、走る準備に備えます。
後半はトラックを利用し、短距離によるスピードやフォームを確認しながら合宿練習の締めくくりとしました。
休憩中はお約束の「宿題を少しでも多く進めること」に集中です。
練習終了後はお約束の「お土産店へ」。



解散時は、冷たいものをいただいたせいか、
やはり涼しいというよりは、寒いという感じで車に乗り込みました。
お土産店をあとにし、帰路に向かうと、ほどなくして強い雨が降ってきました。
天候と運にも恵まれた3日間となりました。
夏の高原という思い出深いロケーションの中で、
若者たちがスポーツに真剣に打ち込む姿を近くで見ながら、同じ時をともに過ごせることは、
"旅行や観光"という括りでは得ることができない素晴らしさを感じます。
7月に入ってから感染状況が急拡大し、
現状でできる最大限の対策をしながら、3日間の合宿を無事に終えることができましたが、7月の初めに思っていたほど簡単なものではなくここへ至るまで様々な難題がありました。
安心して子供たちが日常の生活やスポーツに取り組める日が戻ってくることを願っております。
このような状況の中、今回もサポートいただきました各施設や関係者の方々に心より感謝申し上げます。