朝練習では眼下に雲海の望める清々しい秋晴れとなりました。
時折身体に刺さるような高原の冷たい風が吹く中で
葉の落ちた針葉樹の枝の隙間から降り注ぐ
優しく温かい陽光がまぶしく感じます。
午後になると影の長さが伸びるとともに
充実の機会の終わりが近づいていることを自覚し、残された時間、さらに一生懸命になれました。




これまで長野合宿を続けてきた中で、
成長とともに忘れてかけていたものを取り戻し、
クラブとしての意識課題へ真剣に立ち向かうことができた。
・・・という充実感のもと、
今年の春で(長野合宿はこれで)一区切りつけることとしていました。
しかし
「まだやり残していることがあるのでは?」
「満点より上を目指す合宿にしてもよいのでは?」
「続けていくべき新たな意味や目的があるのでないか?」・・・
という意見や思いも日々募っていく中、
”長野合宿第2章”に向かうべきかを現地で考える機会として
急遽、秋合宿を行うこととなりました。
「思い出づくりのためだけにしない」
「高レベルなトレーニング環境と成果の追求だけにしない」
「何事にも逃げずに向かい合う気持ちを確認しあう場にしたい」
という思いを大切に、
これからもこだわりと探求心溢れる特別な場として、
そして、第2章の新たなスタートの場として
エムズ81長野菅平・峰の原合宿が続くことを願っております。