
合宿最終日午後の部、ついに最後のセッションとなりました。
少しだけ時期が早かったのか、オープンしたてのアンダーアーマー菅平サニアパークは今日も貸し切り状態です。
予想していた賑わいの光景とは異なりましたが、贅沢に使わせていただきました。
「管理」を避け、自主性と協力をバランスよくメニューに組み込み、
自分たちで考えまとめ、緊張感をキープしたまま黙々と進行していく姿に短期間でのメンバーそれぞれの成長やチームとしての絆を感じました。
昨日とは表情を変えた曇り空の中、時折冷たい風を吹きおろす山並みをバックに、最後の一本、最後の1秒まで気持ちを一緒にして見守り続けました。




天候にも恵まれ、全員が体調万全にて3日間の予定を完遂することができました。
過去にない達成感のせいか、なぜか例年のようなお別れの名残惜しさを感じませんでした。
素晴らしい環境の中、今回もサポートいただいた全ての方々に心より感謝申し上げます。

高地トレーニングでの短期的な効果を求めるのでもなく
思い出の1ページを創るためにここに来ているのではありません。
将来、それぞれのカタチで成長し、振り返った時に、
どのような足跡として(心の中に感じ)残っているのだろうか?
という視点にこだわり続けて取り組んできました。
毎回の合宿のたびに
ずっと、探し求めていたもの(”忘れ物?”それとも”石ころ?”・・・)が
今回やっと見つけることができたような気がします。
たしか9回くらいと結構長く続いてきたエムズ81の菅平・峰の原合宿ですが、
継続して取り組んできた大きな目的を果たし、
今回で一区切り「.」をつけることができました。という思いです。
そして新たな次の階段へのスタートとなる日が来ることを願っております。